音楽うら事情:リシルド☆彡
2月の演奏会の演目に、
ガブリエル・パレス作曲『リシルド序曲』が
あります
今日は、
音楽の楽譜上のうら話を聞いてほしいのよ〜
RichildeのAlto SAXの楽譜
リシルドは吹奏楽コンクールで演奏される一時流行った音楽なので
曲は聴いたことがあったのですが、楽譜を見たのは始めてだったの
ところが。。。はっなんなのコレッ
楽譜の記号にびっくり
楽譜の一部
楽譜もっと拡大してみるわよ
この音楽記号をトレモロ(伊: tremolo)って云うのです
単一の高さの音を連続して小刻みに演奏する技法、ならびに複数の高さの音を
交互に小刻みに演奏する技法を云うの。
小刻みに発音を繰り返すことにより、あたかも音が持続しているかのような
印象を与えることが出来ます
楽譜記号の指示図
ア)矢印の上と下の楽譜は同じ演奏方法。上が楽譜の指示記号で、下が
指示通りに演奏したらこんな感じになります
でね、問題なのは音符の上に斜めの横線が3本あるってことは。。。
高速ぢゃ〜ん
サックスのトレモロ技法としては、口腔内での舌の発音を
【トゥク,トゥク】【ツゥク,ツゥク】【タカ,タカ】と発音します。
95小節ひたすら、この発音を続けるのよそしてトレモロの音量は、
P(ピアノ)で「なるべく速く」演奏しなければなりません
アルト サックスのリシルドの楽譜は全417小節中、トレモロは所々
なのですが、95小節もあるのよね
音楽の聞かせどころもあるんだけど、リシルドはトレモロ指示が多すぎ
作曲者の指示だから仕方ないけど屈辱的
ソロやメロディーを多くしてほしかったです。
とにかく、そんな苦労してるところも、演奏会で実際に聞いてくだされ〜
おまけは、ギターリスト 村治佳織 の【トレモロ奏法】
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